地球温暖化は他人事?

「本日の化石賞」という不名誉?
6月7日から、ドイツのエルマウでG7サミット(先進7か国首脳会議)が始まる。それに先立ち、6月4日にドイツのボンで開催中の「国連気候変動交渉会議」で、「本日の化石賞」が発表され、なんと日本が3つも独占したというニュースを知った。

「本日の化石賞」は、世界の環境NGOネットワークが地球温暖化対策を評価して「日々の交渉で最も後ろ向きな国の政府」に贈っているのだそうだ。このNGOは、気候変動問題に取り組む100カ国以上・900の環境NGOからなる国際ネットワーク組織で、英語名Climate Action Networkの頭文字を採ってCANと略称される。

安倍晋三首相は、G7を前に、6月2日に総理大臣官邸で第29回となる地球温暖化対策推進本部を開催し、「2030年度の温室効果ガスの排出量を26%削減する、国際的に遜色のない野心的な目標をまとめることができた」と胸を張った。

意気軒昂と乗り込むはずの安倍首相に対し、環境NGOがノーを突きつけ、出鼻をくじいたた形だ。安倍首相にしてみれば、NGOの評価なんて気にしないのかもしれない。
しかし、この2日の政府の温暖化対策、あるいはそれ以前の4月のエネルギー庁のエネルギーミックスについて、何か嘘っぽい、何かが違っていると感じていたので、5日の環境NGOの評価は、すとんと腑に落ちた。

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気象庁「異常気象レポート2014」が告げるもの

気象庁が平成27(2015)年3月20日に、「異常気象レポート2014」を発表した。
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新聞をはじめ、マスメディアは私の知る範囲ではあまり話題にしなかったように思う。
せいぜい「今紀末に日本の平均気温3.5℃上昇」というベタ組みの記事を目にしたくらい。

たぶん、私も『ストーム・チェイサー-夢と嵐を追い求めて』という新刊を編集していなかったら、
軽くスルーしていたかもしれない。

9784901574105

「異常」「気象」という語の連想から、ストーム・チェイサー、青木豊*の鬼気迫る写真がふと目に浮かび、何が異常なのだろう? と内容が気になり、読んでみることにした。
そして、じっくり読んでみて、これは大変なことが書いてあると知った。

青木豊=日本で初めてのストーム・チェイサー。雷、スーパーセルなどの局地的な激しい気象現象を写真や動画で表現し、発信している。茨城県筑西市在住。

以下、「大変なこと」と感じたいくつかをまとめた。

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