「ブラタモ」気分で御座替祭をウオッチしてみる!

御座替祭って?

4月1日は筑波山神社の御座替祭(おざがわりさい)。
春は4月1日、秋は11月1日に執り行われるこの祭は、筑波山神社でもっとも大切な祭礼だ。

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暴れ川「鬼怒川」(1)-1万年単位の変遷

災害に遭遇すると、ひとは理不尽な思いにかられる。
「なぜ私だけが?」と。
災害は、それを招いた気象条件、その土地や村落・都市などの環境条件、発生した時間帯などさまざまな条件が重なる。だから、災害の予測は難しい。
とくに、地球温暖化による激しい気象現象は、短時間で災害が発生する傾向にある。

防災、減災といわれる。
災害から身を護るには、最後は身一つ、自らの判断を信じるしかないと思う。
そのために、身の回りにどんな危険、リスクがあるかを知る必要がある。
そして、そのリスクを一人だけのものとしないで、地域で共有すれば、いざという時のリスク回避につながる。ただ言うはやすく、行うは難しではあるが。

2015年9月10日(木)に、鬼怒川の下流、常総市で左岸の堤防が決壊した。
1週間以上が経ったいまも、洪水域が残り、被災した方たちは避難所で過ごし、まだまだ災害のまっただ中におられる。
こうした中で、いささか慎みに欠けるかもしれないが、防災の観点から鬼怒川の川の歴史についてまとめてみた。

鬼怒川三坂決壊場所(googleクライスレスポンスより)http://goo.gl/1bA9co

鬼怒川三坂決壊場所(googleクライスレスポンスより)

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花野をそぞろ歩き

俳句をやり始めた頃、すっと体に入ってきた季語が「花野」だった。
どこか優雅な響きがあって、でも、絵空事ではない、実体を持ったことばとして。
それは、関東平野に来て、広大な花野の風景を見たからだ。

まず茨城県に来て、川の大きさに驚いた。
桜川や小貝川、鬼怒川、そして坂東太郎と呼ばれた利根川などの芒が生えた川原を歩いて、宮沢賢治の「風の又三郎」の世界が眼前に広がった。

どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんも吹きとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう

宮沢賢治『風の又三郎』より

このフレーズ、花野ということばは出てこないけど花野がいい。

私の育った静岡県西部には日本三大急流の天竜川があるが、又三郎が降りてくるような花野は広がっていなかった。

桜川のススキ原

桜川のススキ原

花野のイメージ

お盆を過ぎると日が短くなり、いやおうなく黄昏(たそ・かれ)を意識する。
でも暑さは残っていて、なかなか秋が実感できない。
稲刈りが終わり、秋が深まってゆくとススキ(芒)が一面に花を咲かせる。

ススキの花といってもピンとこないかもしれない。
イネ科なので、イネ(稲)の花と同じく先っぽに小さな蘂(しべ)を垂らす。それが房になるので、花を咲かせたススキ原は見事。
花の咲いた芒原が秋の斜めの光に輝く様は、なんとも言えない。

輝きは芒のなかにゐる私

あまりうぬぼれないけど、芒の光る中にいると、小さな自分などどうでも良くなる。自分がこの世の中で一番なんだとうぬぼれた時の私の拙句。

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筑波山に「大蛇雲」が現れた

8月16日(日)、17日(月)、筑波山の山頂付近から南西側の山麓斜面にかけて横に長く尾を引くような巨大な雲が出現した。
この雲を青木豊は、『ストーム・チェイサー-夢と嵐を追い求めて』のコラム「わが故郷の筑波山とお天気」で「大蛇雲」と紹介している。

青木豊「大蛇雲」

『ストーム・チェイサー-夢と嵐を追い求めて』より、青木豊「雨引山から加波山にかけた大蛇雲」P110

まれですが、筑波山の西側では山頂付近に横長の雲が現れることがあります。これは、山が堤防の役目をしていることが原因で、山の東側でせき止められた霧があふれて頂を越え、山の西側に流れ込む過程で形成されます。俗に「大蛇(おろち)雲」と呼ばれる雲で、山の頂から中腹に懸かる横長の層雲(霧)が大蛇のように見えるため、そう呼ばれます。
『ストーム・チェイサー-夢と嵐を追い求めて』「わが故郷の筑波山とお天気」P108~109

9784901574105 続きを読む